14日目:庭①【タスク164-173】

【タスク 164】
新しい一日を始める ☆2
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ウィリアム
「誰だ?姿を見せろ!」
「あああっ!」
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ウィリアム
「ブ…ブ…ブギーマン!やぶの中に!目はかっと見開いて、血のように赤いんだ!」

オースティン
「面白くないですよ、父さん。小さいころにおばあちゃんの温室に隠れているモンスターの話をしてくれましたよね!」

ウィリアム
「誓って言うが、この目で見たんだ!やぶの下に隠れていて、目と目が合ってしまったんだ!」

オースティン
「はい、あなたのブギーマンです!×××、父さんをおどかしたのかい?」

ウィリアム
「猫のはずはない!」

オースティン
「なんとまあ…父があんな話を信じているとは思いもしませんでした。」
「おやすみなさい、〇〇〇さん!」

次の日

オースティン
「おはようございます、〇〇〇さんん!夜の間にブギーマンは現れましたか?」
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オースティン
「じゃあ父は冗談を言ってたんじゃないんですか?なんてこった…警備員が必要ですね。防犯カメラも!それに有刺鉄線も!わかりました、そんなにかからないかも知れません…」
「でも、本当にブギーマンなはずはありません。誰かが夜に庭に侵入して、こんな状態にしていったに違いありません…とにかく、後で考えることにしましょう」
「まずは、この場所を掃除しましょう!昨夜あんなことがあった以上は、もっと丈夫な鉢に花を植え替える必要もあります。」
「心配はいりませんよ、〇〇〇さん。」
「騎士の中で最も勇敢なオースティン卿が、この家を守ります!」
「…彼の忠実なる友人の…えーと…ジョウロをそばに従えて!」
「うーん、庭仕事も偉大な行いですよ!」



手紙が届く
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“お宅の家具やアパートや納屋から悪霊を追い払う手段を用意しております。スピードと品質には定評があります。幽霊や幼生の浄化料金は委細面談にて。

カミーラ・ラド―
異世界番人兼監視人”



【タスク 165】
片づける ☆2
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オースティン
「父さん、最初は子猫がやったのかと思ったんです。でも、×××には強固なアリバイがありました。事件があった時は、母さんのミートローフを盗むのに忙しかったんです。」
「×××は食べ過ぎて、カゴから出られなくなってしまいました。まだ眠ってますよ!」

ウィリアム
「じゃあやっぱりブギーマンだったんだな…いい計画を思いついたぞ!」
「モンスターをおびき寄せてワナを仕掛けるんだ!最初にやつを見たやぶのあたりに仕掛けておけば、そこで捕まえられるぞ。」

オースティン
「父さん、本気でモンスターを捕まえるつもりなんですか?捕まえたとして、それをどうするんですか?」

ウィリアム
「わからんよ、オースティン。自分でもわからんのだ…とにかくワナを仕掛けて、様子を見よう。」

オースティン
「手伝ってくださってありがとうございます、〇〇〇さん!」
「みんなの準備ができたので、ワナを仕掛けましょう!」



【タスク 166】
苗を植え替える ☆2
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オースティン
「うーん…〇〇〇さん、みました?ミドルミスト・レッドがたった今、ハエを食べましたよ!」
「私は植物学者じゃありませんが、植物は水を飲むものだと思ってました。ハエじゃなくて!噛みつかれたらどうしましょう!?」
「ミドルミスト・レッドに何かが起きてます…キャサリンに電話しないと!」
「キャサリン?ミドルミスト・レッドがたった今、ハエを食べたんだけど!」
「-読み取れず-」
「こっちに向かってる?わかった、待ってる!」

キャサリン
「ああ、オースティン、それはミドルミスト・レッドじゃないわ。ディオネア マスシプラ…ハエトリグサよ」

オースティン
「どうやら種を間違えたようだね…これはどうしたらいいんだろう?捨てる?燃やす?」

キャサリン
「オースティン、そんなことしちゃだめよ!ハエトリグサは人には無害だし、ハエを退治する手助けをしてくれるの。それに、花が咲くとキレイなのよ」

オースティン
「でも、この周りを柵で囲う必要があるな。こいつは猫には興味はないだろうけれど、×××の方が興味を持つかもしれないからね!」
「信じられます?〇〇〇さん、食虫植物ですよ!」
「植木鉢を抜け出して、庭をうろうろしたりはしないんですね、よかったです!」
「そうでなかったら、ブギーマンよりもはるかに恐ろしいモンスターを飼う羽目になってました!」
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【タスク 167】
ワナを作る ☆1
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オースティン
「信じてはいないんですが、父さん、ブギーマンであれ何であれ、段ボール箱から出られないと、本当に思ってるんですか」

ウィリアム
「ふむ…小さい庭だから、ブギーマンも小さいに違いないよな?」
「それに、これは信頼できるテクノロジーだぞ!大勢の人が使ってるんだ。」

オースティン
「父さん、それは昨日テレビでやってたやつですよ。しかもアニメだったし!」

ウィリアム
「そうかね?ああ、だからみんなアニメっぽいのか…わかったぞ。とにかくワナん尾準備はできた。あとはブギーマンを待つだけだ。」

オースティン
「父のワナでは、ウサギより大きなものは掴まらないと思います。」
「すごく小さいウサギ。」
「ブギーマンがウサギだったらどうしましょう?」
「それだと、赤い目の説明はつきます!」



【タスク 168】
ハエトリグサを柵で囲う ☆2
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キャサリン
「キレイじゃない。それにこれも、とても希少なの。でも、フラワーフェスティバルの役には立たないわね…」

オースティン
「心配いらないよ、キャサリン、ミドルミスト・レッドの種がここにあるなら、きっと見つけられる。おばあちゃんは手がかりを残してるに違いないから、それを探せばいいだけだよ!」
「キャサリン、何が手掛かりなのか思い出したよ。ほら、箱に文字が刻んである。「根元に向かえ」って。」
「どの根元に向かえばいいんだろう?ウチの家族にはいろいろ伝統があるけど、植物と関係のあるものはないし…」

キャサリン
「オースティン、あなたのおばあさんは植物学者で、作家じゃないのよ。科学者は普通、すごく正確なものなのよ」

オースティン
「そういうことなら…あの木の近くの落ち葉を取り除くべきだね。全部の根を見てみよう!」
「豚を訓練してトリュフを取らせるそうですね。」
「猫にも匂いがわかるのかな?」

キャサリン
「それとも、ネズミがいるのかも。」

オースティン
「それとも、×××も手伝ってくれようとしてるとか。そうなのかい?子猫ちゃん?」



【タスク 169】
落ち葉をかき集める ☆2
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オースティン
「キャサリン、ほら、裂け目があの、なんて言ったか…」

キャサリン
「デロニクス・レギア。ホウオウボクね。王家のポインセチアとも呼ばれるわ。燃え盛る木って呼ぶ人もいるの。マダガスカル産よ」

オースティン
「ここだ!キャサリン、ほら、古いラベルに書いてある。「ミスト・カメリア」カメリア?ミドルミスト・レッドがこの中にありますように…」

キャサリン
「やったわ、それよ!ミドルミスト・カメリア、またの名をミドルミスト・レッド!オースティン、どうしてあなたのおばあさんは、種の入った瓶を木の下に隠したのかしら?」

オースティン
「それは永遠にわからないんじゃないかな…でも準備ができたらすぐに、ミドルミスト・レッドの種を蒔けるよ」

キャサリン
「空調システムを入れたら準備完了よ。ミドルミスト・レッドはとても気難しい花なの…子供のころの私みたいにね!」

オースティン
「あれがおばあちゃんが埋めた唯一の宝物じゃなかったら?」

キャサリン
「もちろん、違うと思うわ。レシピ本のことは覚えてる?」
「私の母でさえ、あの本は本物の宝物だと認めたのよ。」



【タスク 170】
空調システムを設置する ☆2
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オースティン
「ほら、キャサリン、デロニクスが気分良さそうだよ。一秒ごとに元気になってるみたいだ!」

キャサリン
「それぞれの植物に適した微気候というのがあるからよ。乾燥した空気が必要な植物もあるし、高い温度が必要な植物もあるわ…でもあなたは自分で全部理解してるのね!」
「いろいろな種類の花を育てるのが好きなんだ。熱帯、砂漠、水生、それにハワイの花も。それぞれの育つ場所を見つけたいんだよ」

オースティン
「わあ!どこにミドルミスト・レッドを置くのかな?」

キャサリン
「ミドルミスト・レッドは作品の中心になります。特別な台に乗せましょう!」

オースティン
「ミドルミスト・レッドはまるで映画スターだね!」

キャサリン
「本当にスターなの、オースティン。」
「世界中で3か所にしか残ってないのよ。」

オースティン
「誰かがインタビューに来ても驚かないわよ。」



【タスク 171】
花の台を設置する ☆3
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オースティン
「温室の目玉になるでしょうから、真ん中に置きましょう。」
「ああ、このあたりにポイズンアイビーや攻撃的なサボテンなんかが生えてきませんように。」

キャサリン
「オースティン、これがミドルミスト・レッドの種かどうかはわからないわ。あなたのおばあさんについての話の限りでは…植えてみるまではわからないの。いい?」

ウィリアム
「孫たちが黄金でいっぱいの隠し場所を相談するんだな。」
「お前は古い庭をもらったんだ、オースティン。」

オースティン
「すごい歴史のつまった古い庭ですね、父さん!」
「物語と冒険は、黄金よりも価値がありますよ!」



【タスク 172】
種をまいて水をやる ☆2
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オースティン
「キャサリン、普通の水をあげても大丈夫かな?ミドルミスト・レッドはとても希少な花なんだよね…」

キャサリン
「希少だけど、植物には変わりないわ。どんな植物も水が必要なの。サボテンさえも!」
「早く育つように、ちょっと肥料を加えたわ。すぐに結果がわかるわよ!」
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オースティン
「わあ、キャサリン、ほら、もう芽が出てきた!」

キャサリン
「あら、すごくかわいい!ミドルミスト・レッドの成長が早いのは知ってたけど、そんなに早いとは思わなかったわ!」
「君の肥料が驚異的な働きをしたみたいだね!デロニクス用の肥料もある?天井を突き破らないようにしないといけないけど、ジェブは気に入らないかな。」
「花の世話を手伝ってくれてありがとうございます、〇〇〇さん!」
「あなたのおかげで、すくすくと成長してます。」
「それともちろん、キャサリンの肥料も。」



【タスク 173】
デロニクスの肥料 ☆3
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オースティン
「この肥料はものすごいですよ!あの木には数枚の葉っぱしかなかったのに、今じゃ葉っぱが生い茂ってます!」

キャサリン
「芽も出てるわ!明日には真っ赤な花が咲くはずよ、まるで炎のような花なの。」
「おねだり禁止よ、×××。あなた用の肥料はないの!」

×××
「ニャー?」

キャサリン
「ああ、取っておくことはできるんだけど、もしあなたがもっと大きくなったら、オースティンがあなたのエサを買う余裕がなくなるわ。カゴじゃなくて古い水泳プールで寝る羽目になるわよ!」
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ウィリアム
「オースティン、オースティン!信じられん…ワナに何かかかってるぞ!」

オースティン
「気を付けてください、父さん!噛みついてくるかも知れません。ここで捕まえたものを見てみましょう」

???
「ワン!キャン!」

ウィリアム
「吠えたり唸ったりするかと思ってたが…」
「キャンキャン鳴いてるぞ!」

オースティン
「大丈夫ですよ、父さん。あなたが言った通り、庭が小さいからモンスターも小さいんですね。」
「今度は何が欲しいんだい、×××?」
「木に登りたいのかい?」
「だめだよ、葉っぱがびっしり密生してるから、お前を見つけられなくなってしまう…」



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